カラコンと普通のコンタクトレンズには知っておくべき違いがある - アイカラーズ (Eye Colors)

カラコンと普通のコンタクトレンズには、いくつかの違いがあります。
たとえば、カラコンは色素が入っている分だけ、透明のコンタクトレンズより厚くなりがちです。
そして、分厚い文だけカラコンには、酸素を通しにくいという特徴があります。
そのため、カラコンを選ぶ際には、着色方法が「サンドイッチ構造」のものを選ぶのがおすすめです。
これは、色素が素材の間に挟まれ角膜や粘膜に直接触れない上に、やや薄めに仕上がっているものが多いためです。
できるだけ酸素透過率が高いものを選ぶようにしましょう。
また、使われている素材の違いにも注意が必要です。
カラコンによく使われるのは、低含水のハイドロゲル素材です。
一方で、普通のコンタクトレンズはカラコン以上に多種多様な素材が使われていますが、基本的にカラコンより酸素を通しやすい素材が多く使われているという特徴があります。
傾向としてカラコンは、厚さだけでなく、素材的にも酸素を通しにくいです。
なお、度数についてはカラコンと普通のコンタクトとも共通です。
ただ、同じ度数であっても、製品が違うと見え方に若干の違いがでることがあります。
これは、製品によって曲がり具合や直径が違うため、度があっていたとしても目に合わないというトラブルは簡単に起きるためです。
そのため、カラコンにせよコンタクトレンズにせよ、初めてあるいはこれまでと違う製品を使う前には眼科で処方を受けましょう。
また、カラコンの中には度なしのものも存在しますが、度なしのカラコンの使用前にも、眼科の受診がおすすめです。
目は体の中でも重要で、傷つきやすい繊細な部分です。
取り返しのつかないトラブルを引き起こさないためにも、カラコンを利用する場合も普通のコンタクトレンズを利用する場合も、必ず医師に相談した上で、安心安全な使用を心がけましょう。
さらに、洗浄液についても共通して使えるものと使えないものがあります。
刺激が強い過酸化水素タイプの洗浄液を使用すると、カラコンの色素が落ちてしまいます。
取扱説明書をしっかり読んだ上での利用を心がけましょう。